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2022年紅葉の見頃予想、京都・嵐山は11月23日頃から
更新日: 2022-10-23 10:22:28
京都の秋をさらに満喫するなら、「清水寺」や「永観堂」をはじめ、紅葉の名所で実施される期間限定の「夜の特別拝観」や夜間ライトアップに足を運んでみてはいかがでしょうか。光に照らされ暗闇に浮かび上がる紅葉は、昼間とは違う神秘的な美しさで心に響きます。
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京都 紅葉 名所 +
京都・紅葉ライトアップの名所
清水寺
約1,200年の歴史を誇り、ユネスコ世界文化遺産に登録される古刹「清水寺」。音羽山中腹に三重塔、清水の舞台で知られる本堂、奥の院などで伽藍を形作り、その規模は壮大です。春、夏、秋に行われる夜の特別拝観では美しい光のもと、幻想的な雰囲気を味わえます。
高台寺
圓徳院
高台寺の塔頭寺院で、通称「ねねの寺」と呼ばれる「圓徳院(えんとくいん)」。秀吉の正室、北政所ねねが没するまでの19年間をここで過ごしました。 伏見城の化粧御殿前庭を移した豪快な石組みの北庭や、長谷川等伯による「山水図襖」が有名。秋の深まりとともに庭園は紅葉で美しく彩られ、日没後にライトアップされます。
知恩院
浄土宗の総本山「知恩院」。1621年建立の「三門」は、高さ約24m、幅約50mと日本最大級の木造二重門で、国宝にも指定されています。 三門と同じ1621年建立の「経蔵」は、通常非公開ですが、ライトアップ期間中、11年ぶりに公開されます。 そして、池泉式庭園と枯山水で構成された「友禅苑」では、ライトアップされた美しい紅葉が。もうひとつの国宝「御影堂」でお坊さんのお話を聞いて、木魚念仏体験ができたり、僧侶の解説付きのプレミアムツアーが開催されたり、紅葉以外の見どころも豊富です。
永観堂禅林寺
紅葉の名所として知られ、代々皇族が住職を務めてきた門跡寺院「曼殊院(まんしゅいん)」。桂離宮を完成させたとされる八条宮智忠(としただ)親王のアドバイスを受けているため、共通した意匠が見られ、「小さな桂離宮」とも呼ばれています。 桂離宮の新御殿などと並ぶ、数寄屋風書院造りの代表的遺構「大書院」の前には、枯山水庭園が広がり、縁側から紅葉をゆっくり眺めることができます。例年、11月に夜間拝観を実施しています。
北野天満宮
学問の神様・菅原道真公を祀る天満宮・天神社の総本社「北野天満宮」。天神信仰発祥の地として崇敬され、現在では、学業成就・武芸上達・災難厄除の神様として信仰されています。 梅とともにもみじが有名で、境内西側の「もみじ苑」にはもみじが約350本、中には樹齢350年から400年のものもあり、秋には彩り豊かな紅葉が楽しめます。「もみじ苑」には、豊臣秀吉が築いた土塁「御土居」が残されていて、これも見どころのひとつです。
宝厳院
天龍寺の塔頭「宝厳院(ほうごんいん)」。春・秋の特別拝観期間以外は参拝できませんが、紅葉が見頃となる時期に秋の夜間特別拝観が開催され、日中の鮮やかな紅葉とはまた違った幻想的な眺めを楽しむことができます。 回遊式山水庭園「獅子吼(ししく)の庭」の300本を超えるカエデや苔は、見事な美しさ。本堂には、西国三十三所巡りに等しい功徳があると伝わる観世音菩薩や、田村能里子氏筆の襖絵があります。
嵯峨野トロッコ列車
嵐山エリア「トロッコ嵯峨駅」と亀岡市の「トロッコ亀岡駅」の間を保津川沿いに走る「嵯峨野観光鉄道」(通称「嵯峨野トロッコ列車」)。紅葉シーズンには沿線のライトアップを実施し、夕暮れに浮かび上がる約1,000本の紅葉を車窓から楽しめます。
大覚寺
京の奥座敷といわれる貴船の秋は、紅葉で鮮やかに彩られます。その紅葉が見頃の時期に行われるのが、京都の秋の風物詩のひとつ、「貴船もみじ灯篭(とうろう)」。 夜になると、貴船口から料理旅館街、縁結びでも有名な「貴船神社」の本宮・結社・奥宮までの街道沿いに灯篭がともされ、優しい光に包まれます。
東寺(教王護国寺)
隨心院
真言宗善通寺派の大本山であり、小野小町ゆかりのお寺としても知られる「随心院(ずいしんいん)」。本堂には定朝様式の「阿弥陀如来坐像」や快慶作の「金剛薩捶坐像」が安置され、国の重要文化財に指定されています。 「能の間」の前には自然の景観を生かした庭園があり、紅葉の時期には木々たちが華やかに色づきます。例年、夜間ライトアップも実施されていて、幻想的な夜の紅葉もおすすめです。
醍醐寺
桜の名所としても知られる「醍醐寺(だいごじ)」は、貞観16(874)年に、理源大師・聖宝が醍醐山上に密教の道場を開いたのが始まり。醍醐山全体が寺域となっており、「金堂」や「五重塔」が国宝に指定されているのをはじめ、75,537点もの国宝、430点もの国の重要文化財があり、世界遺産にも登録されています。 秋には、「仁王門」から続くもみじのトンネル、朱色の「弁天堂」と紅葉のコンビネーションなどが見られます。夜にはライトアップも行われており、水面に映る鮮やかな紅葉は美しいの一言。
平等院
代々皇族が住職を務めた格式ある寺院「青蓮院(しょうれんいん)」。寺宝の青不動明王二童子像は、平安仏画の最高傑作のひとつです。境内には相阿弥作・築山泉水庭と小堀遠州作・霧島の庭が配され、紅葉の時期の美しさは格別。 例年実施される夜のライトアップでは、苔庭が満天の星空のように瞬き、人々を魅了します。2022年は寝殿などの大屋根葺き替え工事のため、ライトアップは中止が決定しています。
将軍塚青龍殿

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